10月上旬、秋もすっかり深まった道東は能取湖のほとりにあるペット可の宿、能取の荘 かがり屋に宿泊しました。ペット料金は2100円。宿の目の前の能取湖は、さんご草シーズン真っ只中。さんご草を眺めながら、どこか冬に向かう寂しげな空気を感じて、能取湖を愛犬さくらとお散歩してきました。
能取湖畔にある宿に到着したのは18時頃。あたりはもう真っ暗です。さんご草観賞は翌朝にまわすとして、まずはチェックインです。
カウンターでチェックインすると、夕食と朝食の時間を訊かれ、早速部屋へ。ペットプランの部屋は旧館にあり、今回は3階。旧館は入り口から一番奥、しかも部屋は3階なのにエレベーターなし!(笑)キャリーに入れたさくらを抱えての移動は、ちょっと疲れました。
部屋に入ると、左手にユニットバス、そして奥に謎のベッドスペースと小上がりの畳スペースがあります。ベッドは固めです。
ちなみにユニットバスには 、「そろそろ雑巾にまわそうか?」ってレベルのタオルがかかってました。ちょっとびっくりです。
少しゆっくりしていると、夕食の時間です。夕食は1階の食事スペースでいただきます。
結論、夕食は…普通でした。よって、それぞれの料理にキャプションはありません(笑)。
夕食のあとはとりあえずお風呂へ。お風呂も普通のこじんまりとした大浴場で、露天風呂がないのが残念なところ(有料で貸切風呂があるようです)。
ここまで、いいところナシの宿ですが、乾燥がひどくて(笑)早朝に目を覚ましたところ、ちょうど日の出の時間で朝焼けが綺麗だったのが救いでした。泊まった部屋のベランダは、ちょうど能取湖に面しています。
朝食は入り口近くの食事スペースでいただきました。
肝心のさくら(別途2100円←なぜか消費税5%で据え置き)についてですが、特になにも言われず、部屋内では自由で、外出するときは抱っこしていました。部屋はペット臭はしなかったです。
がしかし! 旧館だけに? 廊下の足音が響くわ、他の部屋の話し声が筒抜け(なんか保険の話をずっとしてました)だわ……、なんだかなぁ。
結論から言うと、能取の荘 かがり屋は「可もなく不可はある宿」でした。ペットプランは人気のない旧館へ、という図式がわかりやすかったです(笑)。
空室があれば、北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートかサロマ湖鶴雅リゾートに泊まった方が満足度は高いでしょう。値段もさほど変わりませんしね……。ですが、さんご草の群生地に至近という最大のメリットがあるので、さんご草の綺麗な初秋には、また泊まってもいいかもしれません。