2014年8月某日、父島滞在中に海抜260mの千尋岩の頂をめざす ハートロックツアー へ行ってきました。もちろん、愛娘さくら(柴犬4歳)も一緒です。旅立つ前に、父島でなにかツアーに参加したいと思っていました。海のツアーはさすがにさくらは連れて行けないので、陸のツアーに決定! そこで見つけたのが、ハートロック(千尋岩)ツアーです。父島の陸のツアーでは割と定番のようで、いくつかツアーが見つかりました。
いくつかツアーがあるなか、希望日の空き情報を確認してツアー情報(blogなど)が充実しているオガツアーに電話。そこで、犬もオッケーかを訊いてみたところ、「犬に関しては明確にガイドラインがあるわけではないので…」とややぼんやりとした答えが返ってきたので、「じゃあ、大丈夫なんですね。よろしくお願いします」と言って予約をしました(笑)
宿泊の宿へのお迎えの時間とともに、当日の持ち物として伝えられたのは、「弁当、飲み物、トレッキングできる靴」でした。
そして、ツアー当日。事前にパン屋で昼ご飯を買い、なぎ屋の前で8時30分で待っていると、オガツアーのワゴン車が迎えにきてくれました。ワゴン車でガイドさんのダジャレのジャブを受けながら、ハートロックツアー入り口へ…。
小湊地区の駐車場で準備体操とツアー料金(一人8000円。さくらはもちろん無料)を支払い、いよいよ登山口へ。ちなみに、今回の参加者は5人の若人男子グループと若夫婦、我々ふたりの定員いっぱいの計9名でした。
5分ほど平地を歩いて登山道に到着(9時ごろ)すると、まずは靴裏をきれいにし、コロコロで衣類についている植物の種子などを落とします。ちなみに、ハートロックへはガイドの同行が必須です。
小笠原ならではの希少な植物や昆虫などのガイドを受け、水分を補給しながら、ほぼ登り道ときどき下りの道中を進みます。戦跡などでガラスの破片があるところは、危険なのでさくらを抱っこしました。
そして、ハートロックまであと少し(あと15分ほど)のところで、視界が開け、絶景が拝めました。
絶景を眺めながら、ロープの張られた急な道を下っていくと、とうとうハートロックに到着しました。登山口からおよそ2時間50分の道のりです。
あったのは、青い空と海、赤土の大地、恐ろしいほどの断崖…。
昼食や休憩をする際に困るのは、木陰がびっくりするほどないこと(苦笑)です。容赦なく直射日光が降り注ぎ、本当に暑いです。ツアーに参加する場合は、十分な水分のほかに、日傘があった方がいいかもしれません。
今回、さくらの水のほか、人間用に2リットルほどお茶とスポーツドリンクを用意したのですが、ハートロックを立ち去る時には、ほぼなくなっていました。
そんなこんなで、一時間ほどハートロックに滞在し、帰路に就きます。
途中、ガジュマルの森でターザンごっこをしたり、休憩を挟みながら下山すること2時間。スタート地点に戻ってきました。
下山したときには、もうへとへとでしたが、とりあえず、さくらは元気そうでよかったです。それにしても、飲み物が一刻も早くほしかった…。
最後は、宿まで送ってもらってツアー終了です。
1日がかりのややハードなトレッキングツアーでしたが、苦労してでも行く価値のある絶景が見られました。さくらも同行できて、とても満足です。
最後に、ここまでまったく触れませんでしたが、ガイドさんは致死量レベルの(笑)ダジャレを連発します。これからツアー参加する皆様、お気をつけて(笑)