初秋の北海道旅行は、往復で三井商船フェリーのさんふらわあ(往路はふらの、復路はさっぽろ)を利用しました。愛犬さくらはペットルーム、飼い主はスイートルームへ。大洗から苫小牧までの19時間の船旅、ペットルームを含め、お部屋や食事、お風呂の紹介をしていきたいと思います。
18時30分の出港の前に、受付で乗船手続き。船は飛行機と違って、対面ですべて処理するので出港前は長蛇の列です。事前にペット同伴で購入していたので、「動物(ペット)航送についてのご案内」で説明を受けました。
手続きを済ませ、乗船するとそのままペットルームへさくらを預けます。ペットルームはCデッキにあります。さんふらわあ ふらのとさっぽろではペットルームの位置も広さに若干の違いがあります。
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ペットルームも含め、どちらかと言うと「ふらの」の方が設備が整っているように思います。
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ペットルームには大小いくつかのケージと荷物置き場、椅子、流し台などがあります。ペットはペットルームから出してはいけないことになっていて、とっても不自由です。今まで乗ったフェリーのなかでは、長時間にもかかわらず扱いがひどいように感じました。せめて外のデッキに抱っこで出してあげたかったです。しかも、21時30分から8時までは鍵がかかって入れない…。同じように感じているのか、おじさんが一人ペットルームにつきっきりで椅子に座っていました……。
今回は奮発してスイートルームで移動します。スイートルームは、乗船中の食事(夕・朝・昼)が無料になるほか、冷蔵庫のドリンク無料、操舵室の見学ツアーなどもできます。まるで異動するホテルのようでとても快適です。
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スイートルームのアメニティも素晴らしく、特にさんふらわあのタオル(持ち帰り可)は、我が家で愛用しています。
船での食事は、夕・朝・昼すべてがビュッフェ形式です。皆さんお腹がすいているのでしょうか、時間前に並んでいます(笑)スイートルーム利用者は、無料券があり、窓側の席が確保されているので、食券で並んでいる皆さんを横目にスイスイ……。料理の種類は豊富ですが味は…。復路の当日に、星野リゾートのビュッフェをいただいたからでしょうか、イマイチに感じました。
湯船から海を眺めることのできるお風呂はBデッキにあります。サウナもついていて、さすがは大型のフェリーですが、いかんせん設備が古く街の昔の銭湯を思わせます。
以上、さんふらわあを紹介してきました。スイートルームは快適で、デッキの散歩も気持ちよく、19時間を人間は快適に過ごせると思います。ただ、ペットルームはあるもののペットの待遇がよくないと感じました。19時間という時間をまったく外の空気も吸えずに過ごすなんて、愛犬のストレスが心配です。改善を強く要望したいと思います。2017年の新造船は、そのあたりが改善されているといいのですが……。
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