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ストップ誤飲! チョコレート中毒に要注意

バレンタインシーズンの2月は愛犬の チョコレート中毒に要注意 です。アニコム損害保険株式会社によると、チョコレート中毒の月別の保険請求件数は、2月が最も高いとのこと。

同調査は、2009年度にアニコム損保に契約した犬257,403頭(全年齢、性別不明含む)のうち、チョコレート中毒で請求があった請求件数215件を月別に集計したものです。

2月にチョコレート中毒が急増!

月別にチョコレート中毒での保険請求件数を集計したところ、2月が最も高く、合計215件中44件。契約者向けに行ったアンケートでは、91.0%の飼い主が、チョコレートを摂取すると犬が中毒を起こすことを把握しています。
誤飲で通院した飼い主から獣医師がよく聴く言葉では、「ちょっと目を離したすきに」が92.5%、「『あっ』と思った時には、もう遅くて」が91.3%と多く、わずかな不注意が事故に繋がっていることがわかります。

犬のチョコレート中毒の請求件数

また、172人の獣医師のうち141人がチョコレート中毒を診療した経験があり、うち9件は死亡に至ったと回答していることからも、チョコレート中毒が身近に起きる危険な事故であることがわかります。

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飼い主さん3,313人に聞きました
これらが犬に中毒を起こすことを知っていますか?

中毒物 知っている人の割合(%)
ネギ類 97.6
チョコレート 91.0
観賞用ユリ 29.1
ポインセチア 24.6
シクラメン 20.0
チューリップ 15.0
αリポ酸
(ひと用サプリメント)
12.6

獣医師172人に聞きました
誤飲で来院した飼い主からよく聴く言葉

よく聴くことば 割合(%)
ちょっと目を離したすきに 92.5
「あっ」と思った時には、もう遅くて 91.3
危ないといつも気を付けていたのですが 63.6

チョコレート中毒とは

チョコレートに含まれているテオブロミンが心臓、中枢系神経を刺激し、血圧上昇、不整脈等の症状や、興奮、痙攣、昏睡等の中枢系神経における異常がおこることがある。チョコレート中毒は、慢性的な摂食時などでは死に至ることも。また、テオブロミンの含有量はチョコレートの種類によってかなりの差がある。
症状は犬の体重や体質によっても異なるが、体重10Kg の犬が100gぐらいのチョコレートを摂取した場合でも症状があらわれる可能性が高いといわれている。
ちなみに一般的な板チョコは1枚で約70g。小型犬の場合は一欠片でも要注意!

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