虫の音も涼やかに聞こえてくる8月も終わり、北海道幌加内町の 朱鞠内湖畔キャンプ場 に2泊してきました。 フィヨルド のように入り組んだ地形が生み出す繊細な風景は、今まで訪れたキャンプ場のなかでも別格の美しさ! 愛犬 さくらと湖畔の贅沢なひとときを静かに楽しんできました。
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朱鞠内の郵便局や駐在所、商店のある集落を抜けて朱鞠内湖へ。目的地に近づくと現れるまっすぐな道の向こうの美しい湖に、期待は俄然高まります。
逸る気持ちを抑えて、まずは キャンプ場管理事務所 へ。事務所では簡単なキャンプの説明を受け、料金(大人1名600円)を支払います。管理事務所では、各種レンタルも充実。 薪 は400円で、地面が砂地のサイトに限り 焚き火台プレート で 焚き火 ができます。
湖畔に美しいサイトが点在
サイトは主に3カ所に分かれています。 遊覧船 や 貸しボート など、比較的にぎやかな、芝生の第1サイト(車の乗入れ不可)。管理事務所にもそこそこ近く、場所によっては遊覧船乗り場などが見える第2サイト。孤立感の強い静かな第3サイト。やはり湖の近くのサイトから埋まっていくようです。
ぐるっと車でまわって我が家が今回陣取ったのは、湖面がばっちり望める 第2サイト 。立地もフラットで申し分ありません。設営していると、数名の子どもが湖に石を投げ続けていてやや不安を感じましたが(笑)、お昼過ぎには静かな雰囲気に戻りほっと一安心しました。
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とにかく、湖畔のサイトは美しいの一言に尽きます。前泊した 焼尻島の白浜野営場 も眺めは素晴らしかったですが、こちらは全体的な空気感と言いますか、今まで訪れたキャンプサイトのなかでも別格の気持ちよさ。凪いだ湖面を眺める静かな時間は、どんな高級リゾートに滞在するよりも贅沢だと感じました。
一点、注意しなくてはならないのは、車での夜の移動です。今回、食事するために夕方に車で外出したのですが、帰ってきた時に真っ暗でサイトに戻るのに苦労しました。ハイライトにしても真っ暗で道がわからず、危うく通路外の陥没した場所に乗り上げるところでした。
心洗われる、愛犬とのお散歩タイム
今回、第2サイトに居をを構えた我が家。いつものように、キャンプ場を愛犬さくらと散策に行ってきました。車が安心して走れる道以外に、管理事務所や第3サイトへの近道があり、ほどよく起伏のある清々しい森のなかでリフレッシュすることができました。
シャワーやランドリーなども充実
キャンプ場の炊事場とトイレは第1〜3のそれぞれに一つずつあります。それぞれとても清潔で、焚き火台プレートは炊事場にあるものを無料で使用することができます。
また、シャワーやランドリーも充実しています。
4つあるシャワー室はそれぞれ温度設定などが微妙に異なっているみたいです。調整の張り紙があったので参考にするといいと思います。
レークハウスしゅまりない他、宿泊施設も
湖畔にはキャンプ場の他、 レークハウスしゅまりない (宿泊施設)や ログキャビン があります。レークハウスしゅまりないでは、日帰り入浴できるということで詳細をうかがったのですが、「レークハウスしゅまりない宿泊者がいる日のみ」「男女入れ替え制」など不確定要素が多いため、今回は利用しませんでした。その他、 バーベキューロッジ もありました。
以上、朱鞠内湖畔キャンプ場をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。キャンプ場では、炊事場とトイレがちょっと遠くなってしまうことなどマイナス要素はいくつかありますが、そんなことはすべて帳消しになってしまうくらい清々しい空気に包まれ、素晴らしい景色を堪能することができます。
今度は季節を変えて(紅葉の時期なんかがいいかも♪)に、ぜひまた訪れたいキャンプ場です。