錦秋の奥入瀬・十和田湖をめぐる青森旅行の3日目。奥入瀬渓流ホテルに連泊のあとは、十和田湖畔の十和田湖レークビューホテルに一泊してきました。十和田湖の中心である焼山地区にあり、遊覧船乗り場も近く、愛犬さくらとホテル周辺を気持ちよく散策できました。
なんだかトラベルミステリーっぽいロゴのある入口を入ってまず目に入るのがロビー。このホテルの特徴である青森と秋田の県境の標識と橋が一望できます(笑)。建物は昭和を感じさせやや古いながらも手入れはしっかりとされています。
チェックインは15時からだったのですが、15分ほど早くお部屋に案内してもらえました。ワンコのルールについて、「部屋では自由にしても大丈夫なんですか?」「館内はキャリーに入れて移動ですか?」と尋ねても、「それはじゃあ見なかったことにして……」とかなんとか曖昧なお返事で、なんだか適当みたいです(笑)ということで、お部屋では自由に、館内はあんまり目立たないように抱っこで移動しました。
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
ペットOKのお部屋は。一階にあります。「湖は見える」程度ですが、掃除は行き届いていてペット臭などはまったくない清潔な印象でした。お風呂は大浴場があるので使用しませんでした。大浴場はせっかく湖畔にあるにもかかわらず半地下のようなつくりになっていて(おそらく目隠しのため)、少々残念です。大浴場の隣には卓球場があって、ちょっと古いホテルの名残を感じます。
夕方になると大型バスで大勢のツアー客がやってきて賑やかになります。格安ツアーで組み込まれそうなホテルの雰囲気は確かにあります。
お食事は夕朝食とも一階のレストランでいただきます。今回、「肉好きにはたまらない♪牛ステーキ&ポークステーキでお腹満足プラン」だったので夕食は肉系、朝食はバイキングでした。
夕食はなんといいますか可もなく不可もなく、でもプラン名通りお腹は満足でした。食事中にごはんのおかわりをお願いしようと、ちょうど席を案内する係の方がいたので声をかけると、「ごめんなさい。私、配膳の係じゃないもので」みたいなリアクションをされたのですが、こういうところは、一流ホテルでは考えられない(笑)。配膳の係ではないにしても、いったんお客の用件を聞いたり、担当に伝えたりするのがホテル従業員のあるべき姿ではないのかと……。まあ、お値段もそれなりなのでいいんですけど。
朝食バイキングは、品数が少なく、お料理も温かくあるべきものが冷たいものがあり、ちょっと寂しい印象です。
ここまでいろいろと書いてきましたが、十和田湖畔のロケーションは素晴らしいので、なんとかもう少しサービスの質を上げていただいて、リノベーションをしてもらえれば、素晴らしいホテルになると思います。ともあれ、貴重なワンコOKなホテル。新緑の季節にもまた訪れたいと思います。