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犬の花粉症!? ? 愛犬を守る7つの対処法

春先に猛威をふるうスギ花粉……。花粉症の人にとって憂鬱な季節のはじまりですが、犬にも花粉症があるってご存じでしょうか?  犬の場合は人と違って、身体を壁や床にこすりつけたり掻きむしるなどの皮膚系の症状が現れます。今回は花粉症になってしまった愛犬を守るための、7つの対処法をご紹介します。

沢田亜矢子 『花粉症』 作詞:ちあき哲也 作曲:小笠原寛 編曲:水谷公生
沢田亜矢子 『花粉症』 作詞:ちあき哲也 作曲:小笠原寛 編曲:水谷公生

鼻づまりにくしゃみ、目のまわりの痒み……。日本人の4人に1人、約3000万人とも言われるスギ花粉症患者。スギだけでなくヒノキやブタクサを含めると毎年、相当な数の人々が花粉症に悩まされています。

しかし、花粉症は人間だけの症状ではありません。1990年代のアメリカで犬の花粉症が初めて確認されています。人の場合、花粉症といえば前述の呼吸器系の症状が主ですが、犬の場合は皮膚系の症状が主なため、愛犬が身体を壁や床にこすりつけたり掻きむしるなどすると、飼い主はノミやダニを疑っても「これは花粉症では?」とはなかなか気づきにくいものです。

 7月下旬ごろから飛散しはじめるブタクサにご用心

人に多いスギ花粉症
人に多いスギによる花粉症

犬の花粉症は、7月下旬ごろから9月ごろまで飛散が続くイネ科植物・ブタクサによるものが多いようです。また、スギ花粉についても飛散の非常に多い春先に花粉症の症状が出る犬もいますし、その他、ヒノキやアシにもアレルギー反応がある犬もいるようです。そして症状は人のようにクシャミや鼻水、鼻づまりではなく、その多くが皮膚にカユミや乾燥などが現れるようです。愛犬に以下のような症状があれば、病院などで花粉によるアレルギーなのかノミやダニよるものなのかを診断してもらいましょう。

① 身体を壁や床にこすりつける
② 目や鼻のまわりや耳、脇や背中など身体全体を掻く
③ 目のまわりの毛が抜けたり、目の周りの皮膚がただれる

犬に多いブタクサによる花粉症
犬に多いブタクサによる花粉症

 花粉症にかかりやすい犬種

ワタシ、花粉症なの?
ワタシ、花粉症なの?

犬も人と同じで、花粉症になる犬ならない犬がいます。持って生まれた皮膚の弱さや遺伝的な要因など様々ですが、花粉アレルーギーを起こしやすい犬種は報告されています。 柴犬、ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバー、マルチーズ、シーズー、フレンチブルドッグ、ビーグル、プードル、キャバリアなどです。これらの犬種の場合は、より注意深く症状を観察してあげる必要があるということです。

また、お住まいに地域(例えば散歩コースなど)で、花粉症の原因となる植物がどのくらい自生しているかを、調べてみてもいいかもしれません。

 花粉症の愛犬を守る 7つの対処法

では、愛犬が花粉症と診断されたらどう対処すべきなのでしょうか。以下、花粉症になってしまった愛犬を守るポイントを7つご紹介します。なってしまったものは仕方がありません。できるだけ花粉の影響を避けて、健康に過ごしたいものです。

① 花粉の飛散の多い日の散歩は避ける

花粉症の一番の対策は、花粉に触れないこと・屋内に持ち込まないことです。よく晴れた風の強い日、湿度が低く乾燥した日、雨上がりの翌日の晴れた日、最高気温が高い日などは要注意です。時間帯としては、スギ花粉の場合、2月~4月の13時~15時、17時~19時くらいが多いといわれています。また、花粉の発生源である草むらにはできるだけ近づかないようにしましょう。

 

② 服を着せて出かける

ツルツル素材がオススメ
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毛糸はNG
毛糸はNG

犬の毛に花粉がつかないようすることも重要です。そのために、できるだけ服を着せてお散歩するのがいいでしょう。毛糸など花粉が絡みつくものではなく、ツルツルした素材を使った服がおすすめです。また、犬用の花粉防止スプレーも活用してみてください。

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③ 外出から戻ってきたら、身体を拭いてブラッシングをする

お散歩から帰宅したら、できるだけ早く体に付着した花粉を取り除くためにブラッシングをしましょう。全身や手足などをウエットティッシュなどで拭いたり、花粉を吸着するスプレーをしてブラッシングすると効果的です。

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④ シャンプーをして花粉を落とす

身体をウェットティッシュなどで拭いてあげる以上に効果があるのが、こまめなシャンプーです。シャンプーやお風呂などで花粉をスッキリと洗い流すことで、花粉症の症状も和らげることができます。花粉症の犬の皮膚はとってのデリケートなので、できるだけ身体にやさしい成分のシャンプーを使ってあげてください。ひどい花粉症の皮膚症状の場合は、冷水のお風呂なども活用するといいでしょう。

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⑤ 野菜や果物は与えない

花粉症の犬は、果物や野菜のアレルギー反応を起こしやすいという報告があります。具体的には、 リンゴ、ナシ、モモ、サクランボ、バナナ、ピーマン、柿、人参、梅、大豆、クルミ、アーモンド…… 。結構多いです。何に反応してしまうかはわからないので、花粉症と診断されたら、これらは与えない方が無難でしょう。

 

⑥ 寝具などを清潔に保つ

①から④の対策をしても、ミクロの花粉はいつの間にか家のなかに入ってきてしまいます。愛犬が使用しているベッドやクッションはもちろんのこと、飼い犬が使用するベッドやブランケットなどから、掃除機などで花粉をできるだけ取り除きましょう。

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⑦ 空気清浄機を活用する

空気清浄機の活用も非常に効果があります。特に花粉モードのついたものは頼りになります。 さらに、花粉そのものを分解してくれる高性能な空気清浄機も登場しています。空気中の花粉は空気清浄機で、床に落ちてしまっている花粉は拭き掃除等で対処するといいでしょう。

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ここまで犬の花粉症についてレポートしてきましたが、いかがだったでしょうか。「ウチのワンコに当てはまる症状がある!」と気づかれた方、「ウチのワンコは皮膚が弱いから気をつけよう」と予防を考えた方、さまざまいらっしゃるかと思います。辛くて厄介な花粉症ですが、上記の①〜⑦の対処法をうまく活用しながら愛犬と一緒に外出(お散歩)を含めて、楽しく生活していきたいものです。

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